Warburg Pincus、再生可能燃料プロジェクトMontana Renewablesに約330億円を投資

8月5日、世界的なプライベート・エクイティ企業であるWarburg Pincusは、再生可能燃料プロジェクトMontana Renewables LLC(MRL)に2億5千万ドル(約330億円)の投資を行うことに合意した。

モンタナ州グレートフォールズに拠点を置くMRLは、特殊ブランド製品会社Calumetの子会社で、食用油、蒸留トウモロコシ油、獣脂・種子油などの廃棄物原料を処理し、化石燃料製品の代替となる低公害の再生可能水素、再生可能ディーゼル(RD)、持続可能航空燃料(SAF)などを生産する。同社の再生可能燃料は、従来の燃料と比較して64%の炭素強度削減を達成すると試算している。

Calumetは、Warburg Pincusの出資に加え、商業金融・リース会社のStonebriar Commercial Financeが、MRLに対する既存の出資額5000万ドル(約66億円)に加え、2つのセール&リースバック契約を通じて3億5000万ドル(約460億円)を追加出資したことも発表した。

【参照ページ】
(原文)CALUMET ANNOUNCES SERIES OF TRANSACTIONS AT MONTANA RENEWABLES
(日本語訳)Warburg Pincus、再生可能燃料プロジェクトMontana Renewablesに2億5千万ドルを投資

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