7月13日、金融情報・分析プロバイダーのFactSetは、2040年までに排出量をゼロにする目標を設定し、Science Based Targets Initiative (SBTi) に沿って短期的な排出量削減目標も設定するなどのコミットメントを発表した。
SBTiは、企業の環境維持活動を、気候変動への対応と抑制という世界的な目標と一致させることに焦点を当てた重要な組織の一つだ。昨年、SBTiはネット・ゼロ基準を立ち上げ、ネット・ゼロ排出を達成するための企業の取り組みを評価・認証するために使用する厳しい基準を設定した。また、SBTiは、気候変動による最悪の影響を回避するために必要な1.5℃温暖化の野心に沿った目標のみを近々受け入れることを発表し、承認された気候変動目標の基準を厳格化した。
本コミットメントは、FactSetが最近策定したサステナビリティ計画や、戦略を実行するためのサステナビリティ委員会の設立など、他の気候変動に関するイニシアティブを開始したことに続くものである。
【参照ページ】
(原文)FACTSET COMMITS TO THE SCIENCE BASED TARGETS INITIATIVE AND ESTABLISHES A NET ZERO EMISSIONS GOAL
(日本語訳)FactSet、2040年までにネット・ゼロへのコミットメントを発表