Moody’s Analytics、気候変動リスク評価をクレジット・ライフサイクル・マネジメント・プラットフォームに統合

ムーディーズ・アナリティックス、気候変動リスク評価をクレジット・ライフサイクル・マネジメント・プラットフォームに統合

4月26日、金融インテリジェンスおよび分析ツールMoody’s Analyticsは、同社の主力製品である与信ライフサイクル管理プラットフォーム「CreditLens」ソリューションに気候リスク評価を追加すると発表した。

Moody’sのCreditLensプラットフォームは、金融機関がより良い商業貸付の意思決定を行うための支援を目的としており、与信プロセスのデジタル化と自動化、人工知能と機械学習の適用を実現する。

本プラットフォームに気候リスク評価機能を統合することで、金融機関は気候リスクが顧客の信用力に与える影響を評価し、与信判断に役立てることを目的としている。Moody’sによると、本プラットフォームにより、ユーザーは気候リスクが信用力に与える影響を理解し、組成プロセスの一部として気候リスク評価を管理し、変化する規制要件やステークホルダーの期待に対応できるようになる。

【参照ページ】
(原文)Moody’s Analytics Adds Climate Risk Assessment into Credit Lifecycle Management Solution
(日本語訳) Moody’s Analytics 、クレジット・ライフサイクル管理ソリューションに気候変動リスク評価を追加

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る