Moody’s Analytics、気候変動リスク評価をクレジット・ライフサイクル・マネジメント・プラットフォームに統合

ムーディーズ・アナリティックス、気候変動リスク評価をクレジット・ライフサイクル・マネジメント・プラットフォームに統合

4月26日、金融インテリジェンスおよび分析ツールMoody’s Analyticsは、同社の主力製品である与信ライフサイクル管理プラットフォーム「CreditLens」ソリューションに気候リスク評価を追加すると発表した。

Moody’sのCreditLensプラットフォームは、金融機関がより良い商業貸付の意思決定を行うための支援を目的としており、与信プロセスのデジタル化と自動化、人工知能と機械学習の適用を実現する。

本プラットフォームに気候リスク評価機能を統合することで、金融機関は気候リスクが顧客の信用力に与える影響を評価し、与信判断に役立てることを目的としている。Moody’sによると、本プラットフォームにより、ユーザーは気候リスクが信用力に与える影響を理解し、組成プロセスの一部として気候リスク評価を管理し、変化する規制要件やステークホルダーの期待に対応できるようになる。

【参照ページ】
(原文)Moody’s Analytics Adds Climate Risk Assessment into Credit Lifecycle Management Solution
(日本語訳) Moody’s Analytics 、クレジット・ライフサイクル管理ソリューションに気候変動リスク評価を追加

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る