Measurabl、不動産脱炭素化プラットフォーム「Hatch Data」を買収

Measurabl、不動産脱炭素化プラットフォーム「Hatch Data」を買収

4月21日、商業用不動産に特化したESGデータ管理ソリューションプロバイダーのMeasurablは、脱炭素に特化したスマートビルディングのプラットフォームプロバイダーのHatch Dataの買収を発表した。

今回の買収は、Measurablが昨年9月に行った5,000万ドル(約65億円)の資金調達に続くもので、本調達により同社のプラットフォームの拡張を加速させ、持続可能性と脱炭素化のツールに対する世界的に急増する需要に応えるための新サービスの立ち上げを支援するとしている。Measurablは最近、ESG不動産データの提供を開始しており、本データ提供は、不動産投資家や貸し手が、投資適格ESGデータを用いて開示やリスク管理の要件に対応できるようにするために設計されている。

Hatch Dataは、5億5000万平方フィート(約5,000万平方メートル)以上のスペースに相当する2万以上のビルシステムを監視している。同社のプラットフォームにより、不動産チームは、IoTセンサー、メーター、ビルシステムを含むソースからのきめ細かいリアルタイムデータへのアクセス、およびポートフォリオ全体の資産パフォーマンスを促進するために設計されたツールを使用して、ビルパフォーマンスの報告、管理、改善を行うことができる。

【参照ページ】
(原文)Measurabl Acquires Hatch Data, a Leading Real Estate Decarbonization Platform
(日本語訳)Measurabl、不動産脱炭素化プラットフォームのリーディングカンパニーであるHatch Dataを買収

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る