The Climate Pledge、新たな100の署名企業を発表。SAP、Maerskなど

SAP、Maerskなど、2040年までにネット・ゼロを約束する企業が3倍に増加

3月14日、The Climate Pledgeは新たな100社近くの加盟と、2040年までに炭素排出量ゼロ達成をコミットする署名企業の数が急増していることを発表した。今回の署名企業には、SAP、Maersk、Weyerhaeuser、connected carおよびHARMANなどが含まれる。

The Climate Pledgeは、Amazonと気候変動に特化した組織Global Optimismが共同で設立し、署名企業に対し、パリ協定の2050年目標よりも10年早く、事業全体でネット・ゼロカーボンを達成するよう呼びかけている。

新たな署名者の多くは、すでに排出量の削減に取り組んでいる。例えばMaerskは、炭素削減目標の前倒しを発表し、事業全体とその範囲において、当初の目標よりも10年早く、2040年にガス排出量のネット・ゼロを達成することを目標としている。SAPも当初の目標より20年早く、2030年にバリューチェーン全体でネット・ゼロ・エミッションを達成するという新たなコミットメントを発表した。

【参照ページ】
(原文)The Climate Pledge Announces Nearly 100 New Signatories, Including Maersk, SAP, Weyerhaeuser, Sunrun, and HARMAN, Bringing the Total to More Than 300 Companies Committed Worldwide
(日本語訳)SAP、Maerskなど、2040年までにネット・ゼロを約束する企業が3倍に増加

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る