米食品小売Meijer、2025年までの炭素排出量半減にコミット

米食品小売Meijer、2025年までの炭素排出量半減にコミット

1月18日、米国を拠点とするスーパーセンターおよび食料品小売業のMeijerは、新たなサステナビリティ目標を発表し、2025年までに炭素排出量の絶対量50%削減にコミットした。

この新しい目標は、食品廃棄物、持続可能な包装、廃棄物転換などの分野を網羅する同社のサステナビリティプログラムに追加される。排出量の面では、Meijerは新しい店舗と配送センター施設を開設したにもかかわらず、2014年以来排出量を17%削減しており、これは1平方フィートあたりの炭素排出量の30%削減に相当する。

新たな目標を達成するため、同社は既存のエネルギーおよび車両効率化プログラムをベースに、再生可能エネルギーの調達を増やし、来年には冷蔵用の省エネ地熱プロジェクトなど、新たな革新的技術の試験運用を行う予定だ。

【参照ページ】
(原文)Meijer Commits to 50 Percent Carbon Emission Reduction Goal by 2025
(日本語訳)Meijer、2025年までに炭素排出量の半減を約束

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