2月2日、重電設備世界大手のSchneider Electricと、電力・ガス大手ENGIEの子会社Storengyは、ゼロカーボン化の実現に向けて協力し、グリーン水素貯蔵ソリューションにおける提携を発表した。
このパートナーシップは、Etrez貯蔵サイトにおけるHyPSTER*と名付けられた最初のプロジェクトを通じて開始する。ソリューションは、地域の再生可能エネルギー(太陽光発電、水力発電)を動力源として、再生可能な水素を製造するものであり、このプロジェクトの目的は、塩の洞窟に地下水素貯蔵の実証機を設置することである。また、欧州の他の場所での本プロセスの技術的・経済的な再現性を検証する手段としても活用する予定だ。
このゼロカーボン貯蔵を支援するため、Schneider Electricは、自動化ソリューション、プロセス計装、ガス分析、エネルギー配給の分野における専門知識をStorengyに提供する。
両社は共同で、地下水素貯蔵専用の電力システムおよびProcess Automation solutionを設計する予定だ。実装するソリューションには、エネルギー管理とプロセスステアリングの両方の製造スキルが必要であり、Schneider Electricは、同分野に関する専門的知見の提供も行う。
【参照ページ】
(原文)Storengy, a subsidiary of ENGIE, and Schneider Electric sign a framework partnership agreement about a renewable and low-carbon renewable hydrogen storage solution
(日本語訳)Schneider ElectricとStorengy、地下水素貯蔵ソリューションで協働すると発表