液化天然ガス輸入業者の国際グループ(GIIGNL)は11月17日、LNG貨物を「カーボンニュートラル」と宣言する慣行が増加している中で、カーボンニュートラルLNG貨物と宣言するための包括的なフレームワークの立ち上げを発表した。
このフレームワークは、天然ガスの抽出、液化、輸送、再ガス化から最終消費まで、バリューチェーン全体にわたって温室効果ガス排出量の検証、定量化を促進する。
GIIGNLは、排出量を可能な限り回避および削減することを推進しているが、オフセットを申請することで他の方法では削減または回避できない残留排出量を補うことができる。
GIIGNLの社長は「世界経済がネットゼロ排出量に移行するにあたって、LNG業界の役割を果たすためにバリューチェーン全体で協力し、排出量について一貫した説明ができることが不可欠だ」と述べた。
【参照ページ】
(原文)GIIGNL releases MRV and GHG Neutral Framework
(日本語訳)LNG貨物の「カーボンニュートラル」定義フレームワーク発表