S&PとMSCI、GICS分類見直し案を公表 AI関連や半導体分類などで市場意見を募集

7月17日、S&P Dow Jones Indices(S&P DJI)とMSCIは、世界産業分類基準(Global Industry Classification Standard:GICS)の見直しに向けたコンサルテーションを開始したと発表した。市場環境の変化を反映し、GICSが現在の産業構造を適切に表す分類体系であり続けることを目的とする。

意見募集期間は7月17日から10月30日までで、見直し内容は11月までに公表予定としている。今回のコンサルテーションの結果、分類変更が実施されない可能性もある。

主な検討項目には、AI(人工知能)関連ビジネスモデルの分類、半導体サブ業種の再編、高性能コンピューティング・アズ・ア・サービス(HPCaaS)およびAIデータライフサイクルサービスの定義見直し、基盤モデル(Foundation Model)開発企業の分類、アプリケーションソフトウェア・サブ業種の見直し、上場投資会社の分類方法の更新が含まれる。

両社は、時価総額20億米ドル超の一部企業について、影響を受ける可能性のある参考リストも顧客向けに公開している。また、投資家や市場関係者は、オンラインアンケートや電子メールを通じて意見を提出できる。

GICSはMSCIとS&P DJIが共同開発した世界的な産業分類基準であり、多くの株価指数やESG・サステナビリティ投資、資産運用、ベンチマーク構築などで広く利用されている。今回の見直しでは、AI関連産業の急速な発展や新たなビジネスモデルの普及を踏まえ、産業分類の適切性向上が検討される。

原文: S&P DOW JONES INDICES AND MSCI ANNOUNCE CONSULTATION ON POTENTIAL CHANGES TO THE GLOBAL INDUSTRY CLASSIFICATION STANDARD (GICS®)

日本語参考訳: S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとMSCIは、グローバル産業分類基準(GICS®)の変更案に関する協議を開始すると発表しました。


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