Spiber、グローバルな量産・販売網の強化に向け344億円を調達
9月8日、Spiber株式会社はカーライルおよび海外需要開拓支援機構を主な割当先とする第三者割当増資及び三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社をアレンジャーとした「事業価値証券化 (Value Securitization) 」を通じて総額344億円の資金調達を実施した。
Spiberの Brewed Protein™ (ブリュードプロテイン™)素材は、植物由来でアニマルフリーかつ環境分解性を併せもつ。また、カシミヤをはじめとする動物来繊維と比較すると、温室効果ガスの排出量を大幅軽減できる可能性が示されている。持続可能な素材へのニーズが急速に高まる中、Brewed Protein™素材が高く評価されており、多数のグローバルアパレルブランドと共同プロジェクトが進⾏している。
地球の⽣命、循環する⽣態系を支える基幹素材であるタンパク質を産業的に使いこなすためのインフラを整備することを通して、持続可能な社会の実現、地球規模の課題解決の貢献が目指されている。
【参照ページ】グローバルな量産・販売網の強化に向け 344 億円を調達