ブラックストーン、エネルギー転換投資を加速 環境試験・コンプライアンス大手買収

1月6日、ブラックストーンは、同社のBlackstone Energy Transition Partnersに関連するファンドなどが、環境試験、モニタリング、規制対応サービスを手がけるAlliance Technical Group(ATG)を買収したと発表した。取引額は非公表である。
ATGは2000年設立で、米アラバマ州に本社を置く。現在は米国およびカナダで60以上の拠点と研究所を展開し、従業員数は2,200人を超える北米有数のフルサービス型環境コンプライアンス企業へと成長した。主なサービスには、発生源およびラボでの環境試験、連続排出監視システム(CEMS)、漏えい検知・修復(LDAR)などが含まれ、企業が規制を順守しつつ安全性を確保し、データに基づく洞察を通じて業務効率を高めることを支援している。
今回の買収は、電力需要の拡大やエネルギー転換を軸とするBlackstone Energy Transition Partnersの投資戦略の一環である。同部門は近年、マクリーンパワーシステムズ、Wolf Summit Energy、Hill Top Energy Center、シェームコ、Enverus、Lancium、Westwoodなどへの投資を相次いで発表しており、ATGはこれらに続く高い確信に基づく投資案件と位置付けられている。
Blackstone Energy Transition Partnersは、エネルギー関連事業への支配型株式投資を中心とするBlackstoneの戦略部門で、これまでに世界で270億ドル超の自己資本をコミットしてきた実績を持つ。優れた経営陣を支援し、柔軟な資本提供を通じて企業の成長と業績改善を後押しすることで、信頼性が高く、手頃で、よりクリーンなエネルギー供給の実現を目指している。
ブラックストーンは運用資産総額が1.2兆ドルを超える世界最大級のオルタナティブ資産運用会社であり、不動産、プライベートエクイティ、クレジット、インフラ、ライフサイエンスなど幅広い分野で投資を行っている。今回のATG買収により、環境規制対応や排出管理分野における事業基盤を強化し、エネルギー転換を支える実務的ソリューションへの関与を一段と深める狙いである。
(原文)Blackstone Energy Transition Partners Announces Acquisition of Alliance Technical Group
(日本語参考訳)ブラックストーン・エナジー・トランジション・パートナーズ、アライアンス・テクニカル・グループの覚悟を発表

