メルセデス・ベンツ、持続可能性を事業戦略の核とし、6つの重点領域を設定

11月20日、メルセデス・ベンツは持続可能性を企業活動の不可欠な要素として位置づけ、持続可能な変革を推進するために「環境と気候」「資源と循環型経済」「人権」「交通安全」「デジタルトラスト」「人材」の6つの戦略的重点領域を設定した。これらの領域を通じて、環境、社会、ガバナンス(ESG)の分野で持続可能なビジネス戦略を具体化し、日常業務に持続可能性の要素をさらに統合している。

環境的、社会的、経済的な側面を包括的に考慮した持続可能性の実現である。私たちのゴールは、顧客、従業員、投資家、ビジネスパートナー、そして社会全体といった多様なステークホルダーに対して持続的な価値を創出することを目指す。

各重点領域において、具体的な目標を設定するとともに、企業全体のスコアカードに持続可能性指標を組み込んでいる。このシステムは継続的に見直され、主要な指標は年次のサステナビリティ報告に含まれる予定だ。

【参照ページ】
(原文)Focus on Sustainability, Six Strategic Areas
(日本語参考訳)持続可能性に焦点を当てた6つの戦略分野

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