Normative、デンマークのカーボンアカウンティング企業Eiveeを買収

11月5日、カーボンアカウンティングのリーディング企業であるNormativeは、デンマークの大手企業にサービスを提供するEiveeを買収した。この買収により、Normativeは北欧地域での存在感をさらに強化し、ヨーロッパ全域の企業向けにカーボンアカウンティングや排出削減、規制対応のサポートを強化することができる。なお、取引条件は公開されていない。

NormativeのCEOであるクリスティアン・ロン氏は「Eiveeの専門知識とデンマークの強力な顧客基盤を活かし、当社の市場シェアを拡大するとともに、ヨーロッパの大企業へ最適なカーボンアカウンティングソリューションを提供できるようになります」と述べている。この統合により、EUのCSRD(企業サステナビリティ報告指令)への対応をサポートするための地域特有のノウハウも強化され、Normativeはデンマークをはじめとする北欧での市場リーダーとしての地位を強固にし、地域のニーズに対応した監査対応可能なソリューションを大企業に提供することを目的としている。

【参照ページ】
(原文)Normative expands Nordic carbon accounting leadership with acquisition of Eivee
(日本語参考訳)ノーマティブ、エイヴィー買収で北欧の炭素会計のリーダーシップを拡大

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る