EV充電プラットフォームMonta、130億円を調達

1月23日、EV充電プラットフォームのMontaは、シリーズB資金調達ラウンドの終了時に8,000万ユーロ(約130億円)を調達したと発表した。

デンマークを拠点とするMontaは、企業や事業者向けにEV充電インフラの導入、利用、管理の合理化を目的とした統合ソフトウェア・プラットフォームを提供している。本プラットフォームは、エネルギー使用量を追跡し、個々のドライバーを欧州の充電ポイントに誘導するだけでなく、ハードウェア・メーカーが充電ポイント・ブランドをベンチマークし、使用量と性能に関する洞察を提供した上で、トラブルシューティングとメンテナンス時間を短縮し、EVドライバーが欧州全域の60万以上の充電ポイントで充電できるようにする。

Montaは、2023年の年間経常収益を600%増加、従業員数をほぼ倍増させ、パリとバルセロナの2つの新市場を開設したと述べた。同社はまた、シーメンス、EGG、Rolec、Uno-Xを含むいくつかの新しい戦略的パートナーを追加した。

今回の資金調達により、Montaは過去3年間で1億3000万ユーロ(約200億円)を調達したことになる。同社は新たな資金調達により、チーム規模を倍増し、製品研究開発への投資を継続し、パートナー・ネットワークを拡大すると述べている。

【参照ページ】
EV charging platform Monta closes €80 million Series B

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-8

    IBM、ESGデータプラットフォームにCSRD対応機能を追加

    4月30日、IBMは、ESGデータの収集、分析、報告プ​​ラットフォーム「IBM Envizi」の…
  2. 2024-5-8

    IFRS、EFRAG、ISSB/CSRD報告基準に双方に対応する企業向けガイダンスを発行

    5月2日、IFRS財団と欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、ESRS-ISSB基準の相互に共…
  3. 2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
ページ上部へ戻る