12月29日、Macquarie Asset Management (MAM)は、ギリシャを拠点とする再生可能エネルギー企業Enel Green Power Hellasをエネル・グループから株式総額約2億5,000万ユーロ(約400億円)で買収すると発表した。
2008年にEnelグループによって設立されたEnel Green Power Hellasは、ギリシャで再生可能エネルギー・プロジェクトを開発・運営しており、482MWの陸上風力発電、太陽光発電、水力発電プロジェクトが稼働中で、さらに84MWの太陽光発電プロジェクトが建設中である。
最近発表された同国の国家エネルギー・気候計画では、2030年までに再生可能エネルギー容量を現在の2倍以上となる28GW以上とし、電力構成の80%を占めることを目標としている。
Macquarieは2022年にHellenic Electricity Distribution Network Operatorの株式49%を取得しており、今回の買収はギリシャのグリーンエネルギー市場への最新の投資となる。さらにMacquarieは、Enelグループとパートナーシップを結び、ギリシャにおける再生可能エネルギー・プロジェクトのパイプラインを開発している。
【参照ページ】
(原文)Macquarie Asset Management acquires 50 per cent of Enel Green Hellas
(日本語参考訳)マッコーリー、エネルのギリシャ再エネ事業の株式50%を400億円で取得