10月24日、EUの金融報告フレームワーク検討機関European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)は、ESRSのQ&Aプラットフォームを開始したことを発表した。欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に関する作成者や一般からの技術的な導入に関する質問を収集し、回答を行う。
同プラットフォームでは、オンラインフォームに入力することで質問できる。EFRAGは、欧州委員会のテクニカルアドバイザーとして、プラットフォームを通じて寄せられた質問に対し回答を提供。回答は、EFRAGのデュー・プロセスに従って提供される。
寄せられた質問は、「非公式的な明確化が必要なもの」「非公式的な実務ガイダンスや例示の作成を必要とするもの」「将来の基準策定や既存ESRSの改訂を必要とするもの」「EFRAGの報告ガイダンスの範囲外として却下されるもの」「その他、対応基準を満たしておらず却下されたもの」の5つに分類される。
【参照ページ】
(原文)24/10/2023 – LAUNCH OF THE EFRAG ESRS Q&A PLATFORM TO SUPPORT THE IMPLEMENTATION OF ESRS
(日本語参考訳)EFRAG、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)のQ&Aプラットフォームを開設