9月8日、ファーストフードチェーン米マクドナルドは、2032年までに米国店舗でのソフトドリンク飲み放題サービスを廃止すると発表した。
米国では、顧客はドリンク注文時に空のカップを手渡され、飲食スペースに設置されているディスペンサーから飲料を補給する。しかし、パンデミック以降、消費者行動の変化により、ドライブスルーやデリバリー・サービスが急増し、店舗での飲食客が減ったため、飲み放題サービスの需要は減少した。今後は、スタッフ側にディスペンサーを設置し、補充してから手渡す手法となる。
マクドナルドは今後、「CosMc’s」と呼ばれる、飲食スペースを縮小した新しいサステナブルな小型店舗の建設を計画している。
また、ハイテク・ドライブスルーの設置にも言及。マクドナルドの直近の決算報告によると、アプリやUberのような提携企業を通じての注文は現在、総売上高の40%を占めている。
【参照ページ】
(原文)McDonald’s is getting rid of self-serve soda machines
(日本語参考訳)マクドナルド、飲み放題サービスを廃止へ