8月4日、AXAグループのオルタナティブ投資事業であるAXA IM Altsは、再生可能エネルギー開発・運営会社であるFinergeの株式25%をIgneo Infrastructure Partnersから取得することで合意したと発表した。
1996年に設立されたFinergeは、ポルトガルで2番目に大きな再生可能エネルギー事業者で、現在、ポルトガルとスペインで77の風力発電所と17の太陽光発電所を運営している。同社の再生可能エネルギーの運転容量は、14件のボルトオン取引を経て、2GWに迫っている。
AXA IM Altsによると、今回の投資は、ポルトガルとスペインにおける風力発電所と太陽光発電所の開発、建設、運営へのさらなる投資を視野に入れているFinergeの成長をサポートする。
AXA IM Altsは、本取引は「ネット・ゼロ経済を実現し、将来の気候変動リスクを軽減するために必要なエネルギー転換において、インフラが果たす重要な役割に対する確信」を反映したものであり、脱炭素化、電化、社会のデジタル化を可能にする資産への投資という同社の戦略に沿ったものだと付け加えた。
【参照ページ】
(原文)AXA IM Alts acquires a 25% stake in Iberian renewables platform Finerge
(日本語参考訳)AXA IM、再生可能エネルギー・プラットフォームFinergeの株式25%を取得