7月22日、米イエレン財務長官は、国際開発金融機関(MDBs)のトップと民間部門のリーダーを招集し、気候変動対策の民間資金強化をする方法について議論した。
会議で、イエレン長官は、MDBsが気候変動に対する民間資金の動員を最大化するための努力をしていることを確認するために、内部のインセンティブ、構造、慣行を評価するよう求めた。
また会議では、MDBsの役割を、重要な開発資金の提供にとどまらず、グリーンボンド市場での資金調達や、気候変動への対応に必要な民間投資を促す強固な環境づくりを支援するなど、さらに進化させる方法について議論された。
イエレン長官は、MDBsがこれらの目標を達成できるよう協力していくことを約束し、10月にIMFと世界銀行グループの2021年の年次総会に合わせてグループを再招集し、具体的な計画を議論する予定だ。
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