4月4日、サプライチェーンのリスク分析企業であるEverstream Analyticsは、5,000万ドル(約65億円)の資金調達を発表した。本資金は、サプライチェーンのサステナビリティを加速させるために、オペレーションリスクとESGパフォーマンスにおける同社のイノベーションの推進を目的としている。
Everstreamは、人工知能と予測分析を調達、物流、事業継続のプラットフォームに適用し、より完全な情報、分析、予測を生成することで、企業がより自律的で持続可能なサプライチェーンを実現することを目的としている。同社のソリューションは、世界中のサプライチェーン・デューデリジェンス規制への準拠を実証し、インテリジェントな物流提案を通じて排出量削減を促進することが可能である。
本資金調達は、2022年の予約件数が2年連続で前年比2倍となるなど、同社が大きく成長したことを受けたものである。Everstreamの顧客には、Danone、Abbott Laboratories、Boston Scientific Corporation、Intertape Polymer Groupなどがある。
シリーズBの資金調達ラウンドは、Morgan Stanley Investment Management(MSIM)の1GTプライベート・エクイティ・プラットフォームと、グローバル・プライベート・マーケット投資会社StepStone Groupが共同で主導した。Morgan Stanleyは、2050年までに10億トン(1ギガトン)のCO2排出を削減する気候ソリューション企業に投資するため、2022年11月に1GTを立ち上げた。
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(参考記事)Everstream, which applies big data to supply chain management, raises $50M