2月7日、英ビジネス・エネルギー・産業戦略省と運輸省は、航空のカーボンニュートラル化に向けた1億1300万ポンド(約211億円)の投資を発表した。本投資により、空飛ぶ電気タクシーや水素で動く飛行機を可能にする最先端の新技術が英国で開発されることになった。
航空宇宙技術研究所(ATI)プログラムを通じて、政府と産業界は共同で、罪悪感なく空を飛べる未来を切り開く、新しいエキサイティングなゼロカーボン技術を支援する。ブリストルに拠点を置く電気飛行機メーカーのバーティカル・エアロスペース社によるハイエンド軽量バッテリーの開発プロジェクトや、ロールス・ロイス社による液体水素燃焼式ジェットエンジンの構成要素の開発プロジェクトが含まれ、炭素排出のない飛行を可能にする。
ATIプログラムは実用的な成功を収め続けており、直近では1月にZeroAviaの水素燃料電池を搭載した19人乗り航空機が初飛行に成功した。
さらに、英国運輸省は、2040年までにイングランドの空港運営をゼロエミッションにするという目標を達成する方法について、航空業界からの意見を求める「証拠募集」を開始する予定である。本目標は、昨年7月に発表された政府の「ジェットゼロ戦略」の一環として設定されたものである。
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【参照ページ】
(原文)Over £110 million to unlock zero emission guilt-free flights
(日本語参考訳)英政府、200億円超を航空のカーボンニュートラル化に投資