10月11日、プラスチックリサイクルのソリューション企業Circulus Holdingsは、同社のリサイクルインフラの開発を支援する目的で、代替投資マネージャーのApolloから最大3億ドル(約400億円)の出資を受けると発表した。
Circulusは、プラスチック廃棄物をポストコンシューマーレジン(PCR)に変換し、埋め立て地や焼却炉、海洋からプラスチック廃棄物を取り除くことに注力している。同社は、再生低密度ポリエチレンを使用して、レジ袋、シュリンクフィルム、ポーチなどのPCR製品を製造している。
同社はPCRを生産する2つの工場を持ち、近いうちに新しい施設が稼動する予定。さらに現在、2つの施設が開発中である。
Apolloは、エネルギー転換と産業の脱炭素化に向けた資金調達に特化した持続可能な投資プラットフォームを最近設立し、今回の投資を実施した。同社は、今後5年間でクリーンエネルギーと気候変動関連資本に500億ドル(約7.3兆円)を投じ、2030年までに1,000億ドル(約14兆円)以上を投じることを目指すと発表している。
過去5年間、Apolloはエネルギー転換と持続可能性関連の投資に190億ドル(約2.8兆円)以上を投じ、陸上・洋上風力、太陽光、蓄電、再生可能燃料、EV、脱炭素化を促進する幅広い技術など、クリーンエネルギーとインフラに関わる企業やプロジェクトを支援している。
【参照ページ】
(原文)Circulus Announces $300 Million Structured Solution from Apollo Infrastructure
(日本語訳)プラスチックリサイクル企業Circulus、Apolloから3億ドルの資金提供を受ける