金融庁、「金融機関における気候変動への対応についての基本的な考え方」を発表

金融庁、「金融機関における気候変動への対応についての基本的な考え方」を発表

7月12日、金融庁は「金融機関における気候変動への対応についての基本的な考え方」を発表した。同案に対するパブリックコメントは令和4年4月25日(月曜)から令和4年5月26日(木曜)にかけて公表し、意見募集を行っていた。

本文書は金融庁が2018年に公表した、「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」を踏まえ、個々のテーマ・分野ごとのより具体的な考え方と進め方を、議論のための材料であることを明示している。

金融庁が本文書を用いて金融機関と対話を行うにあたっては、気候変動に関連する変化が顧客企業や自らの経営にもたらす影響の程度等、金融機関の規模・特性に応じて、顧客企業支援を含めた具体的な気候変動対応の進め方は異なることを十分に踏まえた議論を行っていくという。

【参照ページ】
金融機関における気候変動への対応についての基本的な考え方

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