3月30日、商業用不動産向けにESGソリューションを展開するEvora Globalは、Paia Consultinと新たに提携し、Evoraのアジアと北米での事業拡大を発表した。
Evora Globalは、同社のサービスに対する需要が大幅に伸びていることを受け、本計画を発表した。2011年に設立されたEvoraは、独自のESGソフトウェアプラットフォーム「SIERA」を開発し、現在世界7,000カ所以上で、投資家やビル管理者の気候リスク管理を支援している。
SIERAプラットフォームは、物理的な気候リスクデータと、炭素排出量など他のESGデータとの照合を分析し、ユーザーが資産のリスクと機会を一つのプラットフォームで理解し、ポートフォリオ全体の回復力を構築し、情報に基づいたデータ駆動型の投資決定を行うことができるようにする。
Evoraは、現在100人以上のサステナビリティ・コンサルタントを雇用し、160人のスタッフを擁しており、過去2年間で2倍以上に増えている。
本パートナーシップの下、EvoraとPaiaは、アジアの不動産顧客に対してコンサルティングサービスとESGデータを提供し、パイアはSIERAを自社のコンサルティングに活用し、顧客のサステナビリティ、ESG報告の改善、気候リスク分析を支援する。
【参照ページ】
(原文)EVORA Global strengthens its global presence with new operations in Singapore
(日本語訳)Evora Global、アジアと北米で事業拡大を計画