3月24日、米大手保険会社のMetlifeは、多様なサプライヤーとの支出や多様な所有企業の推進などの分野において、25億ドル(約3,000億円)以上の投資と支出を含む一連のDiversity Equity & Inclusion(DE&I)へのコミットメントを発表した。
新しい取り組みには、女性、マイノリティ、障害者が経営する企業を支援するための10億ドル(約1,229億円)の投資や多様なサプライヤーとの50億ドル(約6,145億円)の取引、DEI問題の理解を深めるための研究支援などの計画が含まれている。
Metlifeは、自社事業において、従業員のダイバーシティを引き続き推進し、上位4分の1の地位と経営幹部の業績との関連性の透明性を強化することを約束した。
また、Metlifeは十分なサービスを受けていないコミュニティを支援するために1億5千万ドル(約184億円)の資金提供を約束し、DE&Iサービスを受けていないコミュニティに焦点を当てた社員のボランティア活動を計画している。さらに、Metlifeは専門家と提携し、同社のデジタルファイナンシャルウェルネスアプリを通じて教育コンテンツを提供するなど、新たなソリューションの提供を目指している。
【参照ページ】
(原文)METLIFE ANNOUNCES 2030 DEI COMMITMENTS
(日本語訳)Metlife、3,000億円超のDEIイニシアティブをコミット