玩具・ゲーム企業Hasbro、SBTiに署名。科学的根拠に基づく排出削減にコミット

Hasbro社、科学的根拠に基づく排出削減目標の設定を約束

2月22日、玩具・ゲーム・エンターテインメント企業のHasbro社は、Science Based Targets initiative(SBTi)に署名し、地球温暖化を1.5℃に抑えるために、SBTiが検証した2030年と2050年の排出量削減目標のコミットメントを発表した。

SBTiは、気候変動への対応と抑制という世界的な目標と、企業の環境持続可能性行動との整合性に焦点を当てた重要な組織の一つだ。同団体は最近ネットゼロ基準を立ち上げ、ネットゼロエミッション達成に向けた企業の取り組みを評価・認証するための厳しい基準を設定した。昨年、SBTiは気候変動に関する目標の承認基準を強化し、気候変動の最悪の影響を回避するために必要な1.5℃温暖化の野心に沿った目標のみを受け入れる。

Hasbro社の排出量削減目標には、2022年末までに梱包材をすべてプラスチックフリーにする計画や、おもちゃやゲームのリサイクル素材を運動場・スポーツコート・公園のベンチなどの遊び場に使用する “Hasbro Toy Recycling program” などの同社の現在の持続可能性イニシアティブも加わる。

【参照ページ】
(原文)Hasbro Announces Commitment to Set Ambitious, Science-Based Targets to Cut Emissions
(日本語訳)Hasbro社、科学的根拠に基づく排出削減目標の設定を約束

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【新着】EUDR簡素化が公表でどう変わる?最新動向と企業の対応ポイントを整理

    2025-4-17

    【新着】EUDR簡素化が公表でどう変わる?最新動向と企業の対応ポイントを整理

    EUにて2024年に導入が予定されていた森林破壊防止規則(EUDR)は、2025年12月への適用延…
  2. 2025-4-16

    IAGとマイクロソフト、最大規模のスコープ3持続可能航空燃料(SAF)契約を締結

    4月2日、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)とマイクロソフトは、業界全体のライフ…
  3. 気候変動リスクを財務諸表にどう反映する? 開示のポイントと実務対応

    2025-4-15

    気候変動リスクを財務諸表にどう反映する? 開示のポイントと実務対応

    ISSB(国際サステナビリティ基準審査会)やSSBJ(サステナビリティ基準委員会)が気候変動リスク…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る