2月7日、イージージェットは、環境に配慮したフライトソフトウェアソリューションを提供するオープンエアラインズ社の燃料管理ソリューションの採用を発表した。
オープンエアラインズのクラウドベースで人工知能&ビッグデータを駆使したソリューション「SkyBreathe」は、航空機のブラックボックスで得られる膨大なデータを自動的に分析し、航空会社やパイロットに燃料消費量やCO2排出量の削減に役立つ提案を行う。
SkyBreatheは、イージージェットの航空機からデータを分析・収集し、ペイロード、気象条件、メンテナンス、飛行経路、航空管制からのデータと組み合わせる。本ソリューションは、燃料節約の機会を特定し、合成ダッシュボードを通じてすべての関係者に共有されるインサイトを生成する。
また、地上(プッシュバック、タキシング、離陸、ターンアラウンド)および飛行中(上昇、巡航、アプローチ、着陸)に最も効率的な手順を実施することで、二酸化炭素削減をさらに最大化する。
オープンエアラインズによると、SkyBreatheを利用することで、航空会社は燃料を節約し二酸化炭素排出量を最大5%削減できる。SkyBreatheの既存の航空会社の顧客には、エールフランス航空、ノルウェー航空、IndiGo、Flydubai、ad Atlas Airなどが含まれる。
【参照ページ】
(参考記事)easyJet adopts SkyBreathe® 360° eco-flying platform to reduce CO2 emissions
(日本語訳)イージージェット、航空機のカーボンフットプリント削減のためにビッグデータソフトウェアを導入