日本郵船は国内造船会社2社と覚書を交わし、2025年以降に向け、LNG(液化天然ガス)を燃料とする自動車運搬船12隻を新たに建造することになった。海運会社として世界最多のLNG自動車運搬船を保有することを目指す。
LNG燃料は従来の重油燃料と比べて、二酸化炭素の排出量を約40%減らせるとしていて、2050年までに会社全体の排出量を2015年の半分に減らしたい考えだ。
日本郵船株式会社の長澤仁志社長は6月15日、会見で「事業者として努力を怠ってはならない。環境に優しい船の開発に少しでも役に立ちたい」と述べた。
【参照ページ】日本郵船 脱炭素に向け LNG燃料の自動車運搬船建造へ