Blackbaud、「Impact as a Service」技術プロバイダーのEVERFIを約870億円で買収
1月4日、社会的影響を重視するクラウドソフトウェア企業であるBlackbaudは、「Impact as a Service」技術を提供するEVERFIを現金と株式で約7億5千万ドル相当(約870億円)で買収したことを発表した。
2008年に設立されたEVERFIは、クラウドベースのソフトウェアとコミュニティ・エンゲージメント・エコシステムを組み合わせ、民間、公共、社会セクター組織による教育を通じた課題解決と、コミュニティ・エンゲージメントの活性化によるサービスを提供している。また同社は、企業パートナーに対して、ESGやCSRの目標をサポートする教育プログラムの効果を測定するためのインサイトを提供している。
Blackbaudによると、今回の買収により同社のTAMは200億ドル(約2兆3,193億円)以上に倍増し、両社はコミュニティ教育からボランティア活動、助成金制度、慈善活動まで、テクノロジーを活用したさまざまなプログラム領域で企業の社会貢献活動を支援することが可能になるという。また顧客の重複はほとんどないため、クロスセルを活かした収益成長を見込んでいる。
【参照ページ】
(原文)Blackbaud Acquires EVERFI, a SaaS Leader Powering Corporate ESG and CSR Initiatives that Reach Millions of Learners Each Year
(日本語訳)Blackbaud、「Impact as a Service」技術プロバイダーのEVERFIを約870億円で買収