KKR、ESG重視。サステナブル投資グループを3倍に

10月28日、KKRは、環境・社会・ガバナンスに関する目標を達成するために、サステナブル投資グループを約3倍に増やす予定であることを発表した。

投資チームと協力して資産クラス全体に持続可能な戦略と評価基準を導入する部門は、年末までに4人から12人に増える予定。最近の採用例としては、元Blackstone ESGチーフのAlison Fenton-Willockや、KKR初のESGコンプライアンス・オフィサーであるDianne Kim(前職はCVC)。

サステナブル投資は、現在注目が集まっている分野である。アポロ・グローバル・マネジメントは今月に入り、同社初の最高サステナビリティー責任者(CSO)を任命した。また、9月にはカーライル・グループや Blackstone が、ESGデータの標準化と共有に向けて複数の機関投資家顧客との連携を明らかにしていた。

【参照ページ】KKR to Triple Sustainable-Investing Group With ESG in Vogue

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