Ecovadis、2021年の年次報告を発表。全体の平均スコアは上昇

 

今年で5年目となる「2021年サステナビリティ・リスク&パフォーマンス・インデックス」は、2016年から2020年の間にエコバディスが評価した46,000社以上の企業のサステナビリティ・パフォーマンスを調査し、様々な地域や産業における環境、社会、倫理的慣行の傾向について洞察を提供している。

エコバディス・インデックスは、エコバディスが評価した企業のサステナビリティ評価を集計したもので、総合的なスコアに加えて、1)環境、2)労働・人権、3)倫理、4)持続可能な調達の4つのテーマで構成された調査に基づく評価も含まれている。

今回の年次報告では2020年に全体の平均スコアが上昇したことは、楽観的であるとしつつも、エコヴァディスの評価手法の4つ目のテーマである「持続可能な調達」のスコアが継続的に低下していることは、深刻な懸念材料であるとまとめている。

【参照ページ】
(原文)2021 EcoVadis Sustainability Index Highlights: Supply Chain Risks Compromise Global Performance Growth
(翻訳)Ecovadis、2021年の年次報告を発表。全体の平均スコアは上昇

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る