ジャナス・ヘンダーソンとUCバークレー、気候変動と生物多様性に関する研究教育パートナーシップを発表

11月20日、ジャナス・ヘンダーソンは、カルフォルニア大学バークレー校エグゼクティブ・エデュケーション(UCバークレー)との研究および教育パートナーシップを発表した。この提携は、資産運用チームに向けたカスタマイズされた研究および教育プログラムを通じ、気候変動と生物多様性が企業や市場に与える金融的影響を評価することを目的としている。

初期段階では、UCバークレーの教員と共同で、ポートフォリオマネージャーやアナリスト向けのカリキュラムを開発し、各種モジュールに統合する予定だ。その後のフェーズでは、UCバークレー教授陣と投資チームがさらなる研究テーマに取り組むことが期待されている。

ジャナス・ヘンダーソンの責任責任者ミシェル・ダンスタン氏は「UCバークレーの科学研究とビジネス分析力を活用し、持続可能な投資プロセスを強化する。気候変動や生物多様性がキャッシュフローや資本コストに与える影響を包括的に評価するツールを提供する」と述べた。

UCバークレーのダラ・オルーク准教授は「気候変動がサプライチェーンに与えるリスクを測定し、対応する能力が必要だ」と強調した。

【参照ページ】
(原文)Janus Henderson & UC Berkeley Executive Education Create Partnership

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025年に向けたESG投資とインパクト投資の動向予測と戦略

    2024-12-4

    2025年に向けたESG投資とインパクト投資の動向予測と戦略

    2024年は、サステナビリティ分野において大きな変化が見られた年である。米国ではトランプ前大統領が…
  2. 2024-12-3

    EU、移行リスク単独の金融への影響は限定的と分析

    11月19日、欧州監督当局(EBA、EIOPA、ESMA)と欧州中央銀行(ECB)は、2030年の…
  3. 2024-12-2

    EU理事会、ESG格付けに関する新規則。格付けの一貫性・透明性・比較可能性を高める。

    11月19日、EU理事会は、ESG格付けに関する新しい規則を採択した。この規則は、EU内でのESG…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る