米投資会社ベイン・キャピタルは約30億ドル(約3,300億円)規模の上場株事業として、ESG投資の基準に基づいて投資対象を選択するヘッジファンドを開設する。
ブルームバーグが確認した投資家向けの文書によると、10月までに新ファンドを立ち上げる予定。消費、金融、テクノロジー、ヘルスケアの株式に焦点を当て、市場価値が10億ドルを超える企業にグローバルに投資する見込みだ。
また新ファンドは「環境・社会・ガバナンス(ESG)」関連の検討事項を投資プロセスに統合させ、これらが該当企業の営業利益や収益性にどう影響するかを評価する。経営構造や雇用関係、報酬、税務コンプライアンスが良好な企業を後押しする方針だ。
【参照ページ】Bain to Start Long-Short Hedge Fund Focused on Green Investing