ノルウェー政府系ファンド、投資先への脱炭素働き掛けを指摘。適応しない場合はダイベストメントも

煙を出す工場の画像

8月20日、世界最大の政府系ファンド(SWF)であるノルウェー政府年金基金は「パリ協定」に沿って温室効果ガスの排出量を2050年までにゼロにするよう投資先企業に働き掛けるべきだと指摘した。

政府の委員会トップは声明で「基金の脱炭素化を進める最良の方法は、投資先の企業の脱炭素化を進めることだ」と表明した。

委員会報告書では、「保有資産の幅広い多様化戦略を維持すべきだが、基金の戦略に適応できない企業を投資先から外すことも可能」と述べている。

【参照ページ】ノルウェー政府系ファンド、投資先に脱炭素働き掛けを=報告書

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