GM、自社最大規模の再生可能エネルギー購入契約を発表

ソーラーパネル

8月15日、自動車大手のGeneral Motors(GM)は再生可能エネルギー推進の一環として、CMS Energyの子会社であるNorthStar Clean Energyとの15年間の再生可能エネルギー購入契約を発表した。この契約は、GMの3つの組立工場に電力を供給するためのものである。

今回の購入契約により、GMが保有するミシガン州の2か所の組み立て工場とミズーリ州の1か所の組み立て工場の電力ニーズを支えるため、同社が利用する電力網に再生可能エネルギーを追加する。

この契約は、GMにとってこれまでで最大の電力購入契約であり、同社が掲げる2040年までにカーボンニュートラルを達成するという目標に向けた重要な節目となる。GMは2022年に、2025年末までに全米のすべての施設を再生可能エネルギーで賄うために必要なエネルギー調達契約を締結したことを発表している。

【参照ページ】
(原文)GM Signs Landmark Solar Power Deal for Three Assembly Plants
(日本語参考訳)GM、3つの組立工場で画期的な太陽光発電契約を締結

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…
  2. 2025-9-12

    カリフォルニア州、気候関連財務リスク報告の指針を公表

    9月2日、カリフォルニア大気資源局(CARB)は「気候関連財務リスク開示ドラフト・チェックリスト」…
  3. 2025-9-10

    AI対応液冷データセンター共同開発、テキサスでENGIEとプロメテウス

    9月2日、ENGIEノースアメリカは、サステナビリティ志向のハイパースケールデータセンター開発企業…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る