DWS、「クライメート・アクション・ファンド」で米国ETF史上最大規模の運用開始を達成
4月5日、資産運用会社DWSの上場投資信託事業であるXtrackersは、フィンランドに本拠を置く年金保険会社Ilmarinenによる20億ドル(約2,668億円)の投資を背景にした気候に焦点を当てた新しいETFの上場で、米国における過去最大のETFローンチを達成した。
新しいファンドであるXtrackers MSCI USA Climate Action Equity ETFは、気候変動対策で各セクターをリードする米国の大・中型企業へのエクスポージャーを投資家に提供することを目的としている。
本インデックスは、親インデックスであるMSCI USAインデックスに一連のESGスクリーニングを採用しており、排出強度が非常に高く、Science Based Targetsイニシアティブで承認された排出削減目標を持っていない証券や、気候リスク管理スコアに基づくGICSセクターの下位4分の1の証券は除外されるなど、MSCI USA Climate Actionインデックスを追跡する。
その後、排出強度、グリーンビジネス収益、気候リスクマネジメントスコア、排出実績などの要素に基づき、組み入れのためのランク付けを行う。この評価に基づいて、親インデックスの各GICSセクターから50%の企業を選定する。
【参照ページ】
(原文)Ilmarinen invests in largest ever ETF launch in the United States
(日本語訳)DWS、「クライメート・アクション・ファンド」で米国ETF史上最大規模の運用開始を達成