Allfunds、ESG投資サービス・分析プロバイダーのMainStreet Partnersを買収

Allfunds、ESG投資サービス・分析プロバイダーのMainStreet Partnersを買収

7月29日、B2BウェルステックプラットフォームのAllfundsは、ESG投資ソリューションプロバイダーのMainStreet Partnersの株式の過半数を取得することに合意したことを発表し、ESGサービスと分析による機能強化、および成長するサステナブル投資市場からの利益獲得を目指す。

2008年にロンドンに設立されたMainStreet Partnersは、ウェルスマネージャー、アセットマネージャー、投資銀行、機関投資家などの顧客に対して、サステナビリティの要件に対する「one stop shop」を提供し、ESGアドバイザリーサービスとポートフォリオアナリティクスサービスの両方を提供している。アドバイザリー面では、 MainStreet は、ESGマルチアセットおよびマルチマネージャーポートフォリオの作成を支援し、マネージャー選択、直接投資、モデルポートフォリオサービスを提供する。アナリティクス・ソリューションには、ファンドのサステナビリティ評価、新たな規制に沿った特注のサステナビリティ情報、ポートフォリオのESG評価などが含まれる。

Allfundsによると、今年3件目となる今回の買収は、価値提案、商品、ツールセットを充実させ、能力を高めるという同社の戦略の一環を成すものだ。 Allfundsは、この取引が2023年第1四半期に完了する見込みであると述べている。

【参照ページ】
(原文)Allfunds publishes its 1H 2022 financial results and announces the acquisition of a majority stake in MainStreet Partners

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  2. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…
  3. 2025-9-12

    カリフォルニア州、気候関連財務リスク報告の指針を公表

    9月2日、カリフォルニア大気資源局(CARB)は「気候関連財務リスク開示ドラフト・チェックリスト」…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る