1月6日、WeSpireは、従業員の炭素排出量を測定、削減、バランス、報告できるようにすることを目的とした「従業員炭素管理ソリューション」の提供を開始したことを発表した。
Cox Enterprises社およびSouth Pole社と共同で開発した本ソリューションは、企業がScope 3排出量の主要な原因の一つである情報に迅速かつ正確にオンデマンドでアクセスできるようにすることを目的としており、ハイブリッドやリモートワーク環境へ移行する一方で、Scope 3のネット・ゼロ目標を策定する企業にとって重要な課題の一つを解決することにつながる。
WeSpireによると、このソリューションにより、企業は、従業員が自分の二酸化炭素排出量に影響を与える行動を規定された手順で行うことにより、長期的に二酸化炭素排出量を削減し、従業員全体のESG戦略を活性化させることが可能になる。WeSpireは、気候ソリューションプロバイダーでありプロジェクト開発者でもある South Pole 社と提携し、従業員や雇用主が報酬として利用できる質の高いオフセット機会を組み込んだ。
本ソリューションは、2022年4月のEarth Dayに先立ち、一般提供に向けて現在テスト中である。
【参照ページ】
(原文)WeSpire Unveils New Employee Carbon Management Solution
(日本語訳)WeSpire、従業員のスコープ3炭素排出量を測定・削減するソリューションを発表