ヤフー、公取委調査受け対応方針発表

ヤフー、公取委調査受け対応方針発表

9月25日、ヤフーは公正取引委員会より、「ニュースコンテンツ配信分野に関する実態調査報告書」が公表されたことを受け、今後の方針を発表した。

Yahoo!ニュースは、今般の報告書も踏まえながら、より一層取り組みを充実・強化していく。現時点においては以下の取り組みを検討しており、今後、これらを具体化した上で順次実行に移すととともに、パートナーの意見と向き合いながら、今後とも必要に応じて継続的な改善を図る。

<パートナーとのさらなる健全な関係の構築>
・パートナーコンテンツの実績など必要なデータの充実と開示
・契約内容についての丁寧な説明と実績に応じた見直し
・サービスUIや各種ガイドラインの変更等に関する事前の説明
・お問い合わせ窓口の充実と丁寧な問い合わせ対応
・より一層の透明性の向上

近年、SNSの普及などのユーザーのニュース閲覧形態の多様化などもあり、ニュースメディア・ニュースプラットフォームの双方を取り巻く市場環境は大きく変化しつつある。Yahoo!ニュースは、健全な言論空間としてユーザーに支持され、継続的に成長していくため、今後も時機を逸しないようさまざまな改善を図っていく一方で、サービスの変化によるパートナーへの影響を慎重に見極め、適切な説明や配慮を行っていくことが必要だと認識していると述べる。

【参照ページ】
公正取引委員会による「ニュースコンテンツ配信分野に関する実態調査報告書」の公表を受けて

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-12-11

    ユニリーバがNufarmとサステナブルなオイルの生産を加速

    11月26日、ユニリーバはオーストラリアの化学メーカーであるNufarmとのパートナーシップを発表…
  2. SSBJ基準案へのFAQ解説:サステナビリティ開示準備ガイド

    2024-12-10

    SSBJ基準案へのFAQ解説:サステナビリティ開示準備ガイド

    SSBJが新基準案を発表し(2024年3月)、企業のサステナビリティに関連する情報開示の制度化が進…
  3. 2024-12-6

    金融庁、「記述情報の開示の好事例集2024(第1弾)」を発表:サステナビリティに関する開示を強化

    11月8日、金融庁は「記述情報の開示の好事例集2024(第1弾)」を公表した。本事例集は、企業がサ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る