6月15日、九州電力は千葉県柚子ヶ浦市におけるLNG火力発電所協働開発検討から撤退することを発表した。
九州電力は、東京ガス株式会社と、2019年9月に「株式会社千葉袖ケ浦パワー」を設立し、千葉県袖ケ浦市の出光興産株式会社所有地において、LNG火力発電所の共同開発に向けた検討を進めてきた。
しかし現在、エネルギー情勢など世界規模の混乱が続いている。同社は、燃料市場、電力市場を含め当該プロジェクトを取り巻く諸情勢を総合的に判断し、 本検討への継続的な経営資源の投入をやめる。このため、同地点でのLNG火力発電所の共同開発検討から撤退する。