SLR、米WAPサステナビリティを買収

1月20日、SLRインターナショナルは、米国のサステナビリティ・コンサルティング会社WAPサステナビリティを買収したと発表した。

WAPサステナビリティは、米テネシー州ナッシュビルに拠点を置き、ウィリアム・パドック氏とブラッド・マカリスター氏が創業。製品サステナビリティ分野に強みを持ち、ライフサイクルアセスメント(LCA)、環境製品宣言(EPD)、カーボン会計、ESGアドバイザリーなどを手がけてきた。建材、包装、繊維、電子機器、消費財といった分野で企業のサステナビリティ戦略を支援している。

2009年の設立以降、従業員数は約100人規模に拡大。技術力とESGデータを組み合わせたコンサルティングモデルは、成長が続くサステナビリティ支援市場の中でも存在感を高めてきた。SLRは今回の買収により、高成長市場へのアクセスや優良顧客基盤を獲得するとともに、米州地域におけるアドバイザリー事業の強化を図る。

SLRのベン・シールズ執行ディレクター(アドバイザリー担当)は、「WAPの掲げる『関係性を通じてサステナビリティを加速する』という理念は、SLRの価値観と合致する。データ主導型で実効性のあるソリューション提供力が高まる」とコメントした。

一方、WAPサステナビリティのパドック最高経営責任者(CEO)は、「信頼と関係性を重視する姿勢を保ったまま、より大規模で複雑なプロジェクトに挑戦できる環境が整う」と述べ、SLR傘下での事業拡大に期待を示した。

ESG規制対応や製品単位での環境情報開示への関心が高まる中、サステナビリティ・コンサルティング業界では専門性の高い人材・データ基盤を巡る再編が進んでいる。

(原文)SLR acquires WAP Sustainability
(日本語参考訳)SLRがWAPサステナビリティを買収

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