
11月、英消費財大手ユニリーバは、チーフ・サステナビリティ&コーポレートアフェアーズオフィサーを務めてきた同社幹部が退任したと発表した。7月に公表されていた予定通りの退任で、同幹部は「新たな機会に挑戦する」としている。
コメントで「将来への大きな期待を感じる一方、ユニリーバを離れるのは非常に名残惜しい」と述べ、在任中を振り返り「政府、投資家、NGO、小売業者、農家など、数多くの刺激的なパートナーと協働できた貴重な経験だった」と語った。
また、「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランの立ち上げから今日に至るまで、素晴らしい旅路だった」とし、グローバル・コーポレートコミュニケーションおよびサステナビリティ部門のチームに感謝の意を示した。
これまでに同社を率いたポール・ポールマン氏、アラン・ジョープ氏、ハイン・シューマッハー氏、現CEOのフェルナンド・フェルナンデス氏ら歴代経営陣にも謝意を表し、「ユニリーバは素晴らしい企業であり、優れた人々と働けたことを誇りに思う」と語った。
後任にはマイケル・スチュワート氏が就任。同幹部は「これからも彼と優秀なチームを応援しながら、自身の次なる冒険に向かいたい」と今後への意欲を示した。
今後については「詳細は追ってお伝えする」としており、今後の動向に注目が集まっている。
















