
4月11日、米投資会社アポロと商業用太陽光発電事業者のサミット・リッジ・エナジー(Summit Ridge Energy)は、イリノイ州における商業用太陽光発電資産の共同保有・運営に向け、最大4億ドルの共同事業パートナーシップを締結したと発表した。アポロ運用ファンドが出資を担い、すでに2022年には1億7500万ドルの戦略的投資を行っている。
サミット・リッジは全米有数の太陽光発電事業者で、イリノイ州、メリーランド州、バージニア州などで累計2ギガワット以上のプロジェクトを運営・開発中。4万件以上の家庭・企業にエネルギーを供給し、米国のエネルギー自立に寄与している。
アポロのパートナー、コリン・スティル氏は「電力需要が高まる中、商業用太陽光発電への投資は重要な機会である」と述べた。また、サミット・リッジの最高投資責任者アダム・キューン氏は「本事業は送電網の信頼性を高め、地域主導の電力供給と雇用創出を後押しする」としている。
アポロは過去5年間で、気候・エネルギー転換に関連する投資に580億ドル超を投じており、今後も持続可能な経済活動への資本投入を強化していく構えである。
(原文)Apollo Funds Commit up to $400 Million for New Commercial Solar Partnership with Summit Ridge Energy
(日本語参考訳)アポロ・ファンド、サミット・リッジ・エナジーとの新たな商業用太陽光発電事業提携に最大4億ドルを投資