ISCC認証の取得が日本でも進みつつある!<2025年版>取得企業の一覧ご紹介

バイオマスやリサイクル原料を活用した製品づくりが加速する中、ISCC PLUS認証を取得する日本企業が急増している。化学・素材メーカーを中心に、サプライチェーン全体の透明性を高める動きが広がり、近年では総合商社や自動車部品、包装資材など他業種にも拡大している。

本稿では、ISCC EU/ISCC PLUS/ISCC CORSIAの3種類の相違点認証取得までのプロセスを整理し、審査項目や評価原則、社内準備の要点を体系的に解説する。さらに、2025年最新版のISCC認証取得企業一覧を掲載し、国内外における導入動向と実務対応の方向性を示す。

ISCC認証とは(2025年更新版)

ISCC(International Sustainability and Carbon Certification:国際持続可能性カーボン認証)は、持続可能かつ追跡可能であり、森林破壊のないサプライチェーン実現を認証するシステムである。バイオマスならびにバイオエネルギーの認証制度としては、世界初の専用プログラムである。


つづきは無料会員登録(名前・メール・会社名だけ入力)を行うと閲覧可能!!

🔓会員登録の4つの特典

定期便!新着のESGニュース

読み放題!スペシャリスト解説

速報!お役立ち資料・ツール

会員特別イベントのご案内!

すでに登録済みの方はログイン

執筆者紹介

竹内 愛子 (ESG Journal 専属ライター)
大手会計事務所にてサステナビリティ推進や統合報告書作成にかかわるアドバイザリー業務に従事を経て、WEBディレクションや企画・サステナビリティ関連記事の執筆に転身。アジアの国際関係学に関する修士号を取得、タイタマサート大学留学。専門はアジア地域での持続可能な発展に関する開発経済学。

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る