8月4日、世界的な食品・飲料企業であるダノン社とバイオサイエンス企業であるBrightseed社は、パートナーシップを締結したと発表した。
今回のパートナーシップは、昨年のDanone North America社とBrightseed社のパートナーシップを発展させたもので、AI等の技術を利用し、より健康的で再生可能なフードシステムの確立を目指す。
両社は、ダノンの植物原料に含まれる生理活性物質と人間の健康との間の新たな生物学的関係を特定することに注力してきたが、Foragerは、わずか数ヶ月の間に、1つの植物からこれまで知られていたよりも10倍も多くの生理活性物質を発見し、7つの新しい健康分野を発見する成果を上げている。
植物に含まれる生物活性化合物は、人間に大きな健康上のメリットをもたらすが、現在科学的に解明されているのは、これらの化合物の1%にも達していない。
BrightseedのForager機能により、世界の食糧供給の要である植物がどのように健康を維持しているのかをより深く理解することで、植物を利用したイノベーションの新たな分野を切り開くことができると両社は述べている。
【参照ページ】
(原文)Danone and Brightseed Expand Partnership To Discover Health Benefits in Plants Using Artificial Intelligence
(日本語訳)Danone and Brightseed Expand Partnership To Discover Health Benefits in Plants Using Artificial Intelligence