1月31日、BloombergNEF(BNEF)の新レポートによると、2023年のクリーンエネルギー投資は世界全体で急増し、17%増の1兆8000億ドル(約270兆円)に達した。
BNEFによると、記録的な水準に達したとはいえ、パリ協定に沿ったネット・ゼロ・シナリオを達成するために必要な水準にははるかに及ばないという。
報告書によると、クリーンエネルギー投資の伸びの最大の原動力は、自動車、バス、商用車などのEVや関連インフラを含む電化輸送であり、この分野への投資は昨年36%増の6340億ドル(約94兆円)に達し、8%増の6230億ドルと控えめな伸びだった再生可能エネルギーを抜いて最大のカテゴリーになった。
クリーン・エネルギーの新興カテゴリーへの投資は2023年に急増し、水素は3倍の104億ドル(約1兆5,617億円)、炭素回収・貯留(CCS)は2倍近い110億ドル(約1兆6,518億円)超、エネルギー貯蔵は76%増の360億ドルであった。
【参照ページ】
(原文)Generate Capital Raises $1.5 Billion from Calstrs, Hesta, QIC
(日本語参考訳)BloombergNEF:クリーンエネルギー投資、2023年に急増 ネット・ゼロには届かず