クリーンエネルギー新興企業Sapphire Technologies、約14億円を調達

クリーンエネルギー新興企業Sapphire Technologies、約14億円を調達

8月16日、クリーンテック新興企業のSapphire Technologiesは、1,000万ドル(約14億円)を調達したと発表した。今回得た資金は、水素および天然ガス用途のエネルギー回収システムの商業化を加速させることを目的としている。

2021年に設立されたカリフォルニア州を拠点とするSapphireは、減圧プロセスで浪費されるエネルギーを電力に変換するターボエキスパンダー・ジェネレーター製品Freespinを含むエネルギー回収システムを開発・製造している。同社のソリューションにより、企業はプラント効率の最大化、生産性の向上、二酸化炭素排出量の削減を実現できる。

新たな資金調達により、Sapphireはターボチャージャーの生産量を年内に400%拡大する予定であり、従業員数も過去1年間で220%増加したことから、今後も引き続き増加する見込みであると述べている。

【参照ページ】
(原文)Sapphire Technologies Secures $10 Million Series B Funding to Accelerate Clean Energy Solutions
(日本語参考訳)クリーンエネルギー新興企業Sapphire Technologies、約14億円を調達

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る