CIP、再生可能エネルギー・インフラ・ファンドに8,700億円以上を調達

CIP、再生可能エネルギー・インフラ・ファンドに8,700億円以上を調達

7月10日、エネルギー・インフラ投資マネジャーのCopenhagen Infrastructure Partners (CIP)は、再生可能エネルギーに特化した5番目の旗艦ファンドであるCI Energy Transition Fund Vのために56億ユーロ(約8,700億円)を調達したと発表した。

本ファンドの主な焦点は、北米、西欧、アジア太平洋地域に位置する低リスクのOECD諸国における大規模な再生可能エネルギー・インフラへのグリーンフィールド投資であり、契約済みの洋上風力発電、エネルギー貯蔵、陸上風力発電、太陽光発電など様々な技術に分散投資する。

現在までに本ファンドは、40以上の再生可能エネルギー・インフラ・プロジェクトに出資しており、そのプロジェクト・パイプラインは、これまでのどのファンドよりも規模が大きい。年間1,500万トンのCO2排出削減のために、推定2,000万kWの新しいクリーンエネルギー容量をグリッドに追加することを目標としているという。

【参照ページ】
(原文)CIP reaches first close on CI V at nearly EUR 6 billion – set to become the world’s largest fund of its kind
(日本語参考訳)CIP、再生可能エネルギー・インフラ・ファンドに8,700億円以上を調達

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る