12月15日、消費財フォーラム(CGF)の持続可能なサプライチェーン・イニシアティブ(SSCI)は、公正、誠実、安全、健康(FISH)基準から乗組員のベンチマーキング申請を受け、FISHがSSCIの海上オペレーション範囲における第三者社会コンプライアンスプログラムに対する業界の期待に応えるものとして、SSCIレコグニッション獲得の最初のステップとなることを示した。SSCIは、業界の主要なステークホルダーによって定義された評価方法において尊重しているプログラムを認定することで、持続可能性の基準に対する信頼を築くことを目的としている。
乗組員のための公正、誠実、安全、健康(FISH)基準は、野生漁船のための自主的な第三者労働認証プログラムである。FISHは、漁業者が顧客やその他の利害関係者に、収穫された水産物が乗組員の待遇、報酬、条件に関して責任ある供給源から来たものであることを示すためのツールを提供するよう設計されている。大小の漁業者、加工業者、小売業者、レストラングループなど、水産物のサプライチェーン全体からの意見を取り入れ、労働者NPOと協議しながら、世界中のあらゆる規模の漁船や船団に開かれたプログラムとして開発されたものである。
SSCIベンチマークは、SSCI連合のメンバー企業、業界の専門家、その他のステークホルダーによって定義された、業界のサステナビリティへの期待を網羅する「SSCIソーシャルおよびスキームマネジメント基準」に基づいている。2020年のSSCIの製造・加工分野の立ち上げに続き、SSCIはSSCIベンチマークを農業、養殖業、水産業に開放し、新たに一次生産と海上操業の分野に適応した社会的基準およびスキーム管理基準を公表した。この作業は Global Sustainable Seafood Initiative (GSSI)との協力で行われた。
【参照ページ】
(原文)Fairness, Integrity, Safety, and Health (FISH) Standard for Crew Applies for SSCI Benchmarking – The Consumer Goods Forum