EU、域内共通の最低航空燃料税率を設定する方針を発表

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7月4日に、欧州連合(EU)欧州委員会は、環境負荷の大きい航空燃料への課税で域内共通の最低税率を設定する草案を発表した。

欧州委員会は草案で、航空業界がEUの燃料税の課税を免れている現状は「気候関連の課題や政策と首尾一貫していない」と指摘。EUの税制は環境負荷の低いエネルギーよりも化石燃料を推進しているとし、排出削減目標達成に見直しが必要だと訴えた。

【参照ページ】EU、域内共通の航空燃料税を提案へ 脱炭素目標に向け

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